王妃は出席を見送る予定だ。
毎年「リメンバランス・デー」を控えた週末には戦没者追悼イベントが開催され、王室上級メンバーが揃って出席することが慣例だ。
今年は9日にロイヤル・アルバート・ホールで戦没者追悼記念コンサート「フェスティバル・オブ・リメンバランス」が開催され、10日にはホワイトホール大通りにある戦没者慰霊碑“セノタフ”前で、戦没者追悼式典「リメンバランス・サンデー」のセレモニーが行われる。
カミラ王妃はこれらの追悼イベントへの出席を望んでおり、宮殿が発表した声明ではこのように述べている。
「陛下は今週の公務を辞退せざるを得ませんでした。しかし彼女は、今週末の追悼行事に通常通り出席できるよう、回復することを切に願っています。」
そして「ご迷惑をおかけした方々や、失望された方々にお詫び申し上げます」と締めくくった。
カミラ王妃とチャールズ国王は、10月18日からオーストラリアとサモアを公式訪問し、多忙な日々を過ごしていた。帰路ではインドに立ち寄り、30日に英国に帰国した。
王妃の病状や治療に関する詳細については発表されていないが、現在は医師の監督下にあるとみられている。
チャールズ国王は2月にがんの治療を開始したと公表したが、その後の経過は順調とされている。
国王は5日にバッキンガム宮殿で公務を行い、カタールとスリナム共和国、バヌアツ共和国からのゲスト3名に信任状を授与した。
画像は『The Royal Family Instagram「A delightful afternoon at the beautiful Australian National Botanic Gardens」「No dampening of spirits despite」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)