ホストに監視されていることを確信した。
さらに午後8時半頃、敷地内に見知らぬ男性がいるのを見かけ、アレクサさんたちはホストにテキストメッセージで「何者ですか?」と尋ねたが、「ヒーターの修理をする技術者」ということだった。これにアレクサさんたちは「女性8人が泊まっているんだから、男性が来るならあらかじめ言ってください」と訴えたところ、「チェックアウトしたかったらそれでもいいのよ」と言われたそうだ。
その後、みんなで外の暖炉を囲んでくつろいでいると、2階の窓が明るくなっており、よく見るとブラインド越しに男性が覗き込んでいたという。家に女性8人以外は誰もいないはずだったことから彼女たちは怖くなり、警察官に来てもらい敷地内を確認してもらうことにした。
警察官がホストに連絡を入れると、「25分ほどで到着する」と言っていたにもかかわらず、2~3分でその場に現れたそうだ。アレクサさんは別の動画で、「ホストの女性と彼女の夫がこっそりと一軒家の裏側から出てきたところを捉えた」と明かしている。
そして警察官が敷地内を確認したところ、2階に誰かが住んでいる形跡があり、そこには多数の監視カメラが設置されていることが判明した。アレクサさんの動画には、バスルームに不自然に取り付けられているガラス窓のような鏡や、花を飾っている壁がスライド式の“秘密のドア”になっている様子が捉えられている。
このドアの奥には2階に通じる階段があり、明らかに誰かが住んでいる気配が感じられた。アレクサさんたちはホスト夫婦が住んでいるものと見ている。
アレクサさんたちは、警察官から「危険だからここを出るように」と促されたこともあり、すぐにその家を後にした。アレクサさんは、今回2泊分の宿泊費として4600ドル(約66万9800円)を支払っていたが、11時間程度しか滞在しなかったこともあり、Airbnbに今回のことを訴えたうえで返金依頼をしたそうだ。アレクサさんは今回の恐ろしい経験を教訓に、他の民泊を利用する人たちに向けてこのように警告した。
「自分の直感を信じてください。もし何かが変だと感じたら、それは問題がある可能性が高いことを意味します。これは本当に恐ろしい経験であり、私たちは今回多くのことを学びました。本当にみんなが無事で良かったです。」
幸いにもアレクサさんが支払った宿泊費は全額返金されることとなり、問題の一軒家はAirbnbのウェブサイトから削除されたようだ。
画像は『heyalexa 2023年8月15日付TikTok「San rafael california terrifying airbnb experience」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)