誰もいないはずの部屋から人の声が聞こえると、ほとんどの人が肝を冷やすことだろう。アメリカ在住のある男性は、住んでいるアパートの浴室から誰もいないのに物音が聞こえたという。そして彼が中をのぞいたところ、壁を突き破る人の指が現れたそうだ。米ニュースメディア『NBC 6 South Florida』などが伝えている。
米フロリダ州マイアミ・デイド郡ブリッケルで現地時間3日の早朝、警察に「不審者がいる」との通報が寄せられた。通報したのは同地区のアパートにルームメイトと暮らすアンソニー・ヴァルデスさん(Anthony Valdez)で、彼は浴室から人の声が聞こえたと主張した。
ヴァルデスさんは「ネズミでもいるのか」と思ったが、それは明らかに人の声で「助けて」と言葉を発していた。ルームメイトはヴァルデスさんが自分をからかっているのだろうと疑ったが、確かに浴室から人の声が聞こえたため、2人は中をのぞいてみることにした。
すると浴室の壁に小さな穴があり、そこから突如として人の指が現れたのだ。2人はかなり驚いたが、壁の中から男の声で「ここから出して」「誘拐されたので助けてほしい」と訴えていたことから、警察に通報することにした。
到着した警察官は当初、誘拐事件の可能性も視野に入れていたが、ヴァルデスさんたちが住む隣の部屋を捜索した結果、