女優ニコール・キッドマンが、夫でカントリー歌手のキース・アーバンと共に故郷オーストラリアへの引っ越しを検討していると報じられた。家族や親しい友人らは、実母の死という辛い経験を乗り越え、多忙なスケジュールをこなすニコールに対し、「燃え尽き症候群になるのではないか」と心配している。
ニコール・キッドマン(57)が、夫キース・アーバン(57)と共に現在居住する米国からオーストラリアへの引っ越しを考えていると英メディア『Daily Mail Online』が報じた。オーストラリアは、ニコールとキースの2人が育った故郷である。
関係者によると、今年はニコールにとって大変な一年であり、周囲では彼女の心身を案ずる声が多く聞かれているという。
人々がニコールのことを心配する一番の理由は、今年9月に実母であるジャネル・キッドマンさんが84歳で亡くなったことだ。
ニコールは当時、第81回ベネチア国際映画祭に出席するため現地を訪れていた。新作映画『Babygirl(原題)』で女優賞を受賞する数時間前にジャネルさんが亡くなったという知らせを受け、授賞式を欠席して急きょ豪シドニーへ向かった。葬儀を終えた後は米国に戻り、来月公開予定の同映画のプロモーション活動に精力的に取り組んでいる。
また、Amazonプライム・ビデオが配信するテレビドラマシリーズ『Scarpetta(原題)』でニコールは主演を務めており、その撮影スケジュールも加わり、多忙な日々を過ごしている。一方、夫のキースもコンサートツアーで忙しく、