手元を見るように下を向くと ジャイロセンサーが首の傾きを検知し、瞼を模したカバーが開く。
そして搭載されている超音波センサーが、使用者から1~2メートル以内に障害物を検知すると、警告音を発するという仕組みだ。
「スマートフォンは現代人の生活に深く根付き、それ無しで生きていくのは難しいほどになりました。これはネガティブなことだと認識されていますが、人類が“ホノ・サピエンス”に進化したことは紛れもない事実です。」
「だから私はこれをポジティブな変化として考えることにしました。まだ進化の過程にある“ホノ・サピエンス”を広い視野で捉えることで、私たちは完成形を予測することができるのです。」
そのように説明するペンさんのもとには、「これはかっこいい」「アイディアが面白い」などの声が寄せられており、好感触のようだ。
実際に使用している場面を見たというイー・オク=チョさん(Lee Ok-jo)は「最初は額にある目を見て、エイリアンみたいだなと思っていました。でもながらスマホで事故に遭う若者は多いので、そうした人の助けになるといいですね」と明かした。
ペンさんは「今回の皮肉めいた発明が、人々にスマホ中毒の深刻さの認識を促し、自分自身を振り返ってくれるといいですね」とコメントしている。
ちなみにこのデバイスはまだテスト段階にあり、多くの実験を重ねて改良していくという。
画像は『Minwook Paeng 2021年3月12日付Instagram「The 3rd Eye : Evolution to Phono Sapiens(prototype)」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)