海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】過去には連続殺人犯の嘘を暴いた敏腕弁護士、Zoomでの裁判に子猫の姿で登場「もうこのまま続けてください」(米)<動画あり>

のちに無事フィルターが外れて通常の法廷審問が行われたとのことだ。『The New York Times』によると、この審問が終了した1時間後にポントン弁護士のもとへメディアの取材依頼の電話が殺到したという。同地方裁判所の公式YouTubeチャンネルに、審問の様子を記録した動画が投稿されメディアが一斉に注目したようだ。

そして今回の原因については、当時秘書のパソコンを使っていたと明かしており、どうやら秘書の娘がZoomのフィルター機能をオンにしたままだったために起こったようだ。

ちなみにポントン弁護士は、1980年代初頭にアメリカを震撼させた600件以上もの未解決殺人事件の犯人だと自白した連続殺人犯のヘンリー・リー・ルーカスを担当したこともある敏腕弁護士である。ルーカスの残忍な事件は映画化されており、当時ポントン弁護士は見事ルーカスの嘘を暴いて、未解決殺人事件の進展に貢献した凄腕弁護士としても知られている。

しかし敏腕弁護士も昨今のインターネット・テクノロジーの進歩の速さについていけなかったと見られる。ポントン弁護士は“フィルター騒動”についてメディアのインタビューに応じ「こんな時期に少しでもこの国の皆さんを笑顔にできたのであれば、自分が笑われたってそれは幸せなことです」と語っている。

画像は『The New York Times 2021年2月9日付「‘I’m Not a Cat,’ Says Lawyer Having Zoom Difficulties」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

1 2