モハマドさんは現場で死亡が確認された。後にモハマドさんの遺体は同州セベラン・ジャヤ病院に搬送され、検視が実施された。その結果、死因は感電死と特定され、警察は事件性のないものとして突然死と分類した。
同警察の署長補佐であるアヌアル・アブド・ラーマン氏(Anuar Abd Rahman)は現地時間2日、声明で「モハマドさんは左手の指に火傷があり、バスに備えられているコンセントでスマートフォンを充電中に感電したと思われる」と述べている。
さらにアヌアル氏は、モハマドさんが使用していた充電用ケーブルの端が熱で溶け、スマートフォンもかなり熱くなっていたと明かしている。この事故が報じられると、SNSでは「一体、何ボルトの致死電圧がバス内を流れているんだ?」「バス会社を明らかにしてほしい」といった声が上がっていた。
なおインドでは今年8月、垂れ下がった電線に触れてしまった少年2人が感電する事故が発生した。当時の様子は付近の監視カメラが映像で記録しており、そこには自転車に2人乗りした少年が電線に触れた直後、自転車ごと地面に倒れて炎が上がる様子が映っていた。
画像は『Harian Metro 「Remaja maut terkena renjatan elektrik ketika cas telefon dalam bas」(FOTO Ihsan Pembaca)』『Astro Awani 「Remaja maut terkena renjatan elektrik ketika cas telefon bimbit dalam bas ekspres」(Sinar Harian)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)