イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】カミラ王妃、故エリザベス女王が愛用したブローチを着けてオーストラリア訪問を開始

胸元にはエリザベス女王が愛用した「オーストラリアのワトルブローチ(Australian Wattle Brooch)」が輝いていた。

このブローチは、エリザベス女王が1954年に初めてオーストラリアを訪問した際、首都キャンベラで開催された晩餐会でロバート・メンジーズ首相(当時)から贈呈されたものだ。

1954年、在位中の君主として初めてオーストラリアを訪問したエリザベス女王。エディンバラ公フィリップ王配も同行した(『The Royal Family Instagram』より)

ブローチはオーストラリアの国花「ゴールデン・ワトル」をイメージしたもので、フラワーモチーフにはホワイトダイヤモンドとイエローダイヤモンドが配されている。

生前のエリザベス女王はこのブローチがお気に入りだったようで、オーストラリアを再訪問した際には、何度も同じブローチを着けていた。

英国でもこのブローチを愛用しており、聖木曜日を記念する伝統行事「王室洗足式(Royal Maundy Service)」や、サンドリンガムでのクリスマス礼拝、恒例のクリスマスでのTV演説などでも身に着けていた。

常にブローチによって思いを伝えていた女王は、遠く離れたオーストラリアへの変わらぬ愛情を表現していたと考えられている。

女王の崩御後、カミラ王妃が初めてこのブローチを着けたのは、今年7月にバッキンガム宮殿が公開したオーストラリアの公式ポートレートだった。

7月に公開されたカミラ王妃のポートレート。英連邦国であるオーストラリアの国花をモチーフにしたブローチを着けていた(『Australian Government Instagram「More details have been announced about the Royal Visit of King Charles III and Queen Camilla to Australia in October.」』より)

オーストラリア訪問初日、シドニーの空港に降り立ったチャールズ国王とカミラ王妃は、アンソニー・アルバニージー首相と婚約者ジョディー・ヘイドンさんから歓迎を受け、若者たちから花束を受け取った。

その後、夫妻は宿泊先であるアドミラルティ・ハウス(総督官邸)へ移動し、アルバニージー首相と非公式な会談を行った。

夫妻は長時間のフライトの疲れを癒すため一日休養することになり、20日から公務を開始する。

オーストラリア訪問後、サモアで開催される英連邦首脳会議では、チャールズ国王が英連邦首脳として初めて出席する予定だ。

画像は『The Royal Family Instagram「It was a pleasure to meet Prime Minister Anthony Albanese」「Thank you for the special welcome, Australia!」』『Australian Government Instagram「Their Majesties King Charles III and Queen Camilla have arrived in Australia.」「More details have been announced about the Royal Visit of King Charles III and Queen Camilla to Australia in October.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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