片方の目が見えなくなってしまうほど顔が変形してしまったそうで、ライアンさんはその時のことをこう語った。
「頭がまるで大きな風船のようになっていて、鏡を見て呆然としたよ。それに目が見えなくて、自分で運転できないから救急車を呼んだんだ。」
そして病院では「染毛剤成分である化学物資“パラフェニレンジアミン(PPD)”に対するアレルギー反応」と診断され、「喉の奥が腫れ、気道がふさがって呼吸困難に陥らないように」と13時間の入院を強いられた。
また、退院後5日間は腫れを抑えるために一日25錠の薬を服用し、とりあえず顔の腫れは引いた。ただ頭皮には今も黄色と緑色のカサブタが残っているそうで、ライアンさんは自身の苦い経験から次のように注意喚起した。
「これから染毛剤を使う人には、必ずパッチテストをすることをお勧めするよ。自分の場合は腫れが首にまで達していて、気道を塞ぎ、症状がさらに悪化していた可能性もあったからね。」
なおイギリスの国民保健サービスは、「いつも使用している製品であっても、永久染毛剤と半永久染毛剤を使用する前には必ずパッチテストを実施するように」と警告しており、このニュースには次のようなコメントが寄せられた。
「オーマイガー。これは怖い。」
「パラフェニレンジアミンは重篤なアレルギー反応を起こす可能性があるため欧州数か国で禁止されている。パッチテストは欠かせない。」
「染めないまま白髪でいいじゃない。そのほうがセクシーだよ。」
「笑うべきではないけど、笑ってしまったわ。大変だったけど、いい教訓になったわね。」
「あれ以上、酷くならずに良かったよ。」
ちなみに同様のケースでは2022年、アメリカに住む29歳の女性が、1年以上愛用しているヘアカラー剤でアレルギー反応を起こし、約2週間も顔が腫れた状態が続いた。女性の顔はまるで絵文字のように変形していた。
画像は『The Sun 「‘BALLOON HEAD’ Shock photos show man’s head swelling up to look like Megamind leaving girlfriend ‘unable to look at him’」(Credit: Kennedy News)(Credit: DreamWorks/Paramount Pictures fo)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)