紛失したスマホを探し始めた。アプリに表示された座標に従い、フランクさんは木々に覆われたエリアに向かった。自転車に乗って座標の近くへ進むと、落下したスマホを発見することができた。
高度1万2000フィートからスマホが落下すれば、大きな傷が付き、最悪の場合は電源が入らないことも考えられる。しかし見つけたスマホには、少しも傷が付いていなかった。フランクさんが恐る恐るスマホを起動してみると、画面が点灯し、問題なく使用することができたそうで、彼はこのように明かしている。
「驚きましたよ。バッテリー残量は65%もありましたし、全て問題なく動いていました。スカイダイビング中にスマホを落とす話はよく聞きますが、森や柔らかい地面の上を飛ぶことが多いので、無傷で回収できたというのはよくあることなんです。でも、実際に自分が経験するまでは信じられませんでしたね。」
フランクさんが使っていたのは、Deerlamn製のケースに入った「Samsung Galaxy S24 Ultra」だった。落下した場所が木々に覆われていたため、衝撃を吸収することができたことが、無傷でスマホを回収できた大きな要因になったようだ。
「スカイダイビングでスマホを持参する場合は、ポケットのチャックをしっかり閉めてください」と、フランクさんは注意喚起している。
高度1万2000フィートから落下しつつも、ダメージゼロだったスマホには、「Samsungの広告かな?」「膝の高さからiPhoneを落としたことがあるけど、画面は粉々だったよ」「iPhoneだったら空中分解していたかも」「Samsungのスマホの売れ行きが良くなりそうだね」など、驚きやジョークを飛ばす声が寄せられた。
ちなみに2022年6月にはイギリスで、川底に10か月も眠っていたiPhoneが発見された。充電してみると起動し、のちに持ち主が見つかっていた。
画像は『Frank Carballido Instagram「Dropped my phone while skydiving #skydiving」』『LADbible 「Man Baffled As iPhone Still Works After 10 Months At Bottom Of River」(Credit: Miguel Pachaco)』『The Sun 「DROP TEST Man’s iPhone survives huge drop from plane – and records its terrifying plunge to Earth」(Credit: YouTube)』『Erica Bennett Facebook「So this just happened.」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)