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writer : h-r

【海外発!Breaking News】「髪形が奇抜すぎる」と注意された男子中学生 ポジティブな方法でマレットヘアをばっさりカット(英)

一人だけ奇抜な髪形をしているトビーさんを罰するために、髪形のルールをその都度変更しているようだ。

そして9月末頃、トビーさんはマレットヘアを「1週間以内に切るように」と言われた。しかし、トビーさんがマレットヘアを切ってチャリティーのための寄付金を集める計画を明かしたところ、学校側は期限を2~3週間以内に延ばしたという。

ナオミさんによると、トビーさんはマレットヘアを切ることに全く同意していなかったが、延長された期間の中で折り合いをつけることができたという。また、学校の規則に従って髪を切らなければならないという不条理な状況だったが、前向きなことを行うのはトビーさんの助けになったそうだ。

トビーさんは10月初旬、ソーシャルプラットフォーム「JustGiving」で寄付を募るためのページを立ち上げた。チャリティーの目的は、2022年に祖父の命を救ってくれたニューカッスル市にある「フリーマン病院(Freeman Hospital)」の心臓病棟を支援するというものだった。そこにはチャリティーに真剣に取り組む証として、トビーさんがマレットヘアを切るという個人的なチャレンジを行うことも述べられていた。

そして10月24日、トビーさんは予告通り、マレットヘアをばっさりカットした。チャリティーの目標金額は200ポンド(約3万7000円)だったが、654ポンド(約12万1000円)の寄付を集めることに成功した。

マレットヘアをばっさりカットしたトビーさん。寄付も目標金額を達成したことで笑顔を見せていた(画像は『The Daily Star 2023年10月26日付「Lad’s ‘extreme’ mullet lands him isolation at school who ordered he got the chop」(Image: Naomi Jenkins / SWNS)』のスクリーンショット)

このニュースには、「髪を切るように言われたことには納得できない。でも、この状況をポジティブなものに変えられたのは素晴らしいこと。髪の毛はまた生えてくるからね」「彼は学校の規則を知っていながら、その限界に挑戦しようと思っていたのかな?」といったコメントがあがっている。

なお、テックインサイト編集部ではセント・エイダンズ・カトリック・アカデミーに、トビーさんに対して髪形を変えるようにと決定を下した理由や、同校の髪形のルールなどをうかがうべく取材を申し入れている。

画像は『Metro 2023年10月26日付「Schoolboy’s mullet so ‘extreme’ he was put in isolation and made to chop it off」(Picture: Naomi Jenkins/SWNS)、2018年2月22日付「What is a ‘Meet me at McDonald’s’ haircut?」(Picture: Twitter)、2018年9月13日付「Boy, 6, banned from school because his mohawk could ‘poke someone in the eye’」(Picture: Michael Scott/Caters News)』『The Daily Star 2023年10月26日付「Lad’s ‘extreme’ mullet lands him isolation at school who ordered he got the chop」(Image: Naomi Jenkins / SWNS)』『real fix 2018年1月8日付「Mum Outraged After Charity Head-Shave Daughter Is Put In Isolation At School」』『Inside Edition 2017年8月22日付「School Blocks 4-Year-Old Boy With Long Hair From Attending:‘It’s Outrageous and Outdated’」』『IOL 2016年1月19日付「Rasta boy misses school over dreads」(Picture Cindy Waxa.Reporter Ilse/Argus)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 H.R.)

英ノーフォークの学校で2018年2月、保護者宛てに校内で容認できない髪形を通達。その中に「Meet me at McDonald’s(マクドナルドで会おう)」と呼ばれる髪形が話題になった(画像は『Metro 2018年2月22日付「What is a ‘Meet me at McDonald’s’ haircut?」(Picture: Twitter)』のスクリーンショット)

英コーンウォールの学校に通う14歳少女はブロンドヘアを剃って慈善団体に寄付。しかし2018年1月、学校に「校則違反」として教室に入ることを禁じられた(画像は『real fix 2018年1月8日付「Mum Outraged After Charity Head-Shave Daughter Is Put In Isolation At School」』のスクリーンショット)

英ミルトン・キーンズで2018年9月、4センチほどのモヒカンヘアが原因で登校を禁じられた6歳男児とその母親。小学校から「他の児童の目を突く危険性あり」と言われたという(画像は『Metro 2018年9月13日付「Boy, 6, banned from school because his mohawk could ‘poke someone in the eye’」(Picture: Michael Scott/Caters News)』のスクリーンショット)

米テキサス州で2017年、プレスクールに初登校した4歳男児。しかし学校から「髪を切るまで来ないで」と言われてしまったそうだ(画像は『Inside Edition 2017年8月22日付「School Blocks 4-Year-Old Boy With Long Hair From Attending:‘It’s Outrageous and Outdated’」』のスクリーンショット)

南アフリカで2016年1月、高校への登校初日に家に帰るように告げられた少年。ドレッドヘアが「校則違反」言われ、母親が「ラスタ思想のため切ることはできない」と伝えるも学校に理解してもらえなかったそうだ(画像は『IOL 2016年1月19日付「Rasta boy misses school over dreads」(Picture Cindy Waxa.Reporter Ilse/Argus)』のスクリーンショット)

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