当時のことをこのように振り返る。
「僕は好きなだけ食べ、トイレに行くと父にお尻を拭いてもらっていた。真夜中に突然もよおして父を起こすこともあった。それに家の中のシャワーが狭すぎて、裏庭のデッキに設置したストックタンク(大きな桶)で体を洗っていたよ。父に助けてもらいながらね。」
そんな生活に終止符を打ち「痩せてみせる」と決意したのは、「自分は存在しているだけ」と気付いたこと、そして医師に「このままの生活をしていたら寝ながら死んでしまう」と言われたことがきっかけだったという。
そうしてケイシーさんはまず番組で、食事療法とジムでの運動、水泳やプールでのウォーキングなどで約322キロから約286キロにまで減量、それから胃を細くするスリーブ状胃切除術を受けた。「初めは不可能だと思っていた」と明かすケイシーさんだが、手術から2週間後の診察では体重が20キロ減っていることが判明、番組の終了時には約238キロにまで落としていた。
自信をつけたケイシーさんはその後も食事療法と運動を続け、3年前にはホームセンター「ホームデポ」で働き始め、車の運転もできるようになった。そして2021年11月20日の37歳の誕生日には約115キロを記録、現在は約113キロで、目標は11キロ減の約102キロという。
ちなみに目標体重に達した暁には、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」の専用ページで集まった寄付金でたるんだ皮膚を切除する手術を受ける予定だそうで、近況についてこのように明かした。
「減量をしたことで普通の人間らしい生活ができるようになってね。友達や家族と一緒の時間を大切にし、デートもしているよ。」
「今は僕の人生の中で最も幸せ。それにこれまでで一番、自分のことを愛することができているんだ!」
画像は『Casey King 2023年2月22日付Instagram、2021年10月9日付Instagram「#flashbackfriday」、2021年6月20日付Instagram「I made these for a #tiktok」、2021年10月19日付Instagram「I keep getting asked about the #skin」、2021年11月29日付Instagram「He’s #always been there and with today’s」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)