メーガン妃とヘンリー王子の広報担当者は現地時間24日、英国とアイルランドの通信社『PA通信(Press Association)』との共同声明でこう発表した。
「『The Sun』はメーガン妃に謝罪の連絡すらとっていません。この事実は、(今回の謝罪声明が)彼らのプロモーション活動に過ぎないということを明確に示しています。」
「『The Sun』は憎悪、暴力、女性差別を利用して利益を上げ続けてきたのです。」
「真の謝罪とは、彼らの報道の倫理的な基準を見直すことです。残念ながら、私達は期待していません。」
『The Sun』はコラムの掲載については謝罪したものの、メーガン妃本人への謝罪は行っていなかったことが明らかになった。またコラムを綴った張本人のジェレミーから妃への謝罪も今のところ確認されていない。
ジェレミーは自身のTwitterで「米テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の一場面(レナ・ヘディ演じるサーセイ・ラニスターが全裸で教会を出て街中を通り抜けるシーン)を不用意に引用し、非常に多くの人に嫌な思いをさせてしまった。これほど多くの人を傷つけたことに愕然とし、今後はより気を付けるようにする」と述べるにとどめた。
すでに削除された問題のジェイミーのコラムは、会ったこともないメーガン妃への憎悪で埋め尽くされていた。
「私は細胞レベルでメーガン妃が嫌いだ。夜になると私は眠れない。歯ぎしりしながら横たわり、メーガン妃がいつの日かイギリスのすべての町や村を裸で行進させられるのを夢見ている。民衆が『恥を知れ!』と叫ぶ中、排泄物の塊を彼女に投げつけるのだ。」
さらにジェレミーは「私と同世代の人間は誰もが同じ考えだ」とも付け加えている。
画像2枚目は『Jeremy Clarkson 2022年12月19日付Twitter「Oh dear. I’ve rather put my foot in it.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)