次にメーガン妃が「私達は警備を失っていた。世界中の誰もが、私達の居場所を知っていた」と語る姿が映し出される。
そして王子が「だから僕は『ここから出なければいけない』と言ったんだ」と述べると、飛行機が飛び立つ場面になり、王子が機内で「僕達は自由飛行に乗ってるよ」と嬉しそうに話す自撮り動画が流れた。
次に画面が英国やメディアによる攻撃のシーンに変わると、王子は「これは組織的な心理的虐待だ」と言い、メーガン妃が「私はオオカミの中に放り投げられたのではなく、オオカミの餌食にされた」と説明する。
続いてバッキンガム宮殿の映像が映ると、ヘンリー王子が「彼らは僕の兄を守るためなら、喜んで嘘をついた。彼らは僕達を守るために真実を語ることは決してなかった」と、王室とウィリアム王子(当時)を攻撃する発言をしたのである。
さらにこの後、テック起業家のクリストファー・ブージー氏(Christopher Bouzy)が「彼らは偽情報を流すために、積極的に人を雇っていた」と話す場面が流れた。同氏は2018年、ネット上の偽情報や嫌がらせと闘うプラットフォーム「Bot Sentinel」を立ち上げた人物だ。
最後には、米カリフォルニア州に移住したヘンリー王子とメーガン妃が、息子アーチー君や娘リリベットちゃんと幸せに生活する姿が映し出される。
そして王子が「僕はずっと、これは闘うに値する闘いだと感じてきた」と語る場面で映像が終了する。
夫妻は同番組のパート1でも王室に対する批判をしたことから、英国では来年5月に開催するチャールズ国王の戴冠式に「出席すべきではない」といった声が高まっている。
画像は『Netflix US 2022年12月12日付Instagram「Harry & Meghan.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)