いつも顔をしっかりと上げて堂々と街を歩いていた。そのうちに人々から「安福路のリトルプリンセス」と呼ばれるようになり、彼女の写真を撮るために安福路を訪れる人まで現れた。
女性は自分の写真を撮る人に対して憤慨することもなく「道路では車や周りに気をつけるように」と気遣う一面も見せていたそうだ。ちなみに女性は毎日違うドレスを着ているが、これは彼女に合うサイズのロリータ系の服があまり販売されていないため、すべて彼女がお手製で作ったものだという。
そんな中で最近になって複数の地元メディアが、女性がなぜこのようなファッションで街に出かけるようになったのか、その理由を明らかにした。
実はこの女性、数年前に大病を患ったことで薬の影響により徐々に髪が薄くなり、身体全体が浮腫むようになったという。そんなある日のこと、女性は鏡を見て自分の健康状態や容姿が昔と比べてすっかり変わってしまい、老いてしまったことを強く実感したそうだ。
この時、女性は「残りの人生をもっと自由に自分らしく生きたい」と思ったという。そして若い頃にロリータファッションが大好きで、当時は着る機会がなかったことを思い出して着てみたいと思ったそうだ。
そんな彼女の信念を貫く姿に「残りの人生は好きなように生きるべき」と感銘を受ける人が続出し、今となっては彼女を揶揄するよりも称賛する声の方が目立っているという。安福路には女性の写真を撮るために訪れる人が増え、彼女は地元には無くてはならない存在となっているようだ。
@lingmei158 人这一生很短,能按照自己的想法活,做纯粹的自己,是多少人梦寐以求却又无法做到的事情。。
画像は『搜狐 2022年8月26日付「50岁“安福路小公主” 爆红遭质疑,了解其心酸故事后,备受尊敬」(搜狐号@四令大叔)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)