アーチーくんの世話をしていた乳母のローレンさん(Lauren)には涙があふれていたそうだ。メーガン妃はこう話している。
「彼女はアーチーを昼寝させるはずでしたが、階下におやつを取りに行くところでした。彼女はジンバブエ出身で、いつも布を巻いてアーチーを背負っていて。そんな彼女がアーチーと1階に降りた時、子供部屋のヒーターが燃えてしまったんです。煙感知器はなく、たまたま廊下で煙のにおいを嗅いだ人がいて消火してくれました。本来ならアーチーはそこで寝ているはずだったんです。」
メーガン妃はこの火災に動揺したものの、アーチーくんとすぐに離れて公務を続けるという難しい決断をしなければならなかったという。この状況で幼い息子を置いて再び別の公務に出なければならないことにメーガン妃は母親として、またひとりの人間として納得がいかなかったのだろう。
「“今、何が起きたのかをみんなに伝えてくれる?”という思いで訴えたけれど、感情よりも起きていることがどう見えるのかに焦点が当てられてしまうことが分かって。人間らしくあるためには、人として当然あるべき感情を理解すること、状況に応じて柔軟に対応しお互いに休息をとることはとても大切なことです。火事が起きても赤ちゃんを置いて公務に向かわなければならないなんておかしなことです。」
そのように述べたメーガン妃に、セリーナは「私ならそんなことはできなかったわ。ううん、できないって言うわ」と語っている。
画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年9月24日付Instagram「More images from Heritage Day in Bo Kaap.」「Thank you Archbishop Tutu for your incredibly warm hospitality」、2019年9月23日付Instagram「South Africa」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)