生命維持装置を装着することになった。
医師はエリンさんの損傷した2本の奥歯を抜歯し、膿瘍を取り除くなどの治療を続けた。そして順調に回復していったエリンさんは、1週間後に目覚めることができた。エリンさんはメディアのインタビューに応じ、このように語っている。
「私は夫に『病院に会いに来ても私は昏睡状態かもしれない』とメッセージを送りました。そして彼に『家族みんなに愛していると伝えてほしい』と伝えたのです。私より彼のほうが辛かったもしれません。」
命の危険を乗り越え順調に回復していったエリンさんだが、事故から4か月が経った今でも口を完全に開けることができないそうだ。一方でエリンさんを危険な状態に陥れてしまったスカイだが、自分がした過ちに気づいている素振りは微塵もなかったという。しかしスコットさんは「スカイは何が起きたかちゃんと分かっている」と話している。
スカイはエリンさん夫妻の家族となってからの5年間にかなりのいたずらをしてきたようで、クレートから脱走し塀を噛み破って隣家まで脱走したこともあったという。そんなスカイを心から愛しているエリンさんとスコットさんは、これまでと同じように家族の一員として愛し続けていくそうだ。
画像は『New York Post 2022年5月17日付「Woman placed on life support after pet dog head-butts her while playing」(Kennedy News and Media/LaRoche P)(Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)