イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】ウィリアム王子、大洪水に見舞われたオーストラリアの人々とビデオ通話

「彼らは自分達の家が沈没する中、任務を行っていた」と明かした。同局では、2月下旬のみで150回以上の救助活動を行ったという。

スラップ司令官は「4、5日後、彼らに休息日が必要だと声をかけたが、『止められない。失ったものを思い出すから』という答えが返ってきた」と話し、「だから彼らは8日間、一生懸命に働き続けた」と説明した。

次に王子は、洪水で大被害を受けた地元の小学校のジャネット・ウィルキンス校長からも話を聞いた。

校長は「私たちは学校と、建物の中にあるすべてを失った」と言い、「大切なのは子供達や家族と連絡を取ること。できるだけ早く学校を再設立し、彼らを通常の生活に戻してトラウマに対処すること」と語った。

そんなウィルキンス校長は洪水から3週間以内にこれらを始め、現在は子供達が受けたトラウマに対処しているという。しかし洪水発生から2か月経過後も変化はなく、今も避難生活をしている34家族の子供達の対処については、確信がないと吐露した。

これらを聞いた王子は「今回の洪水の規模が本当に恐ろしく、衝撃的であることが分かりました。みなさんは、各地域で素晴らしい仕事をされている」と言い、このように続けた。

「ビジネス、学校、地域社会、救急隊。どの職場でもみなさんは今、地域社会が切実に必要としているリーダーとして、素晴らしい仕事をされている。それに加えて、ご自分のことも大切にしてください。」

そして最後に「英国で座っている僕の言葉は空しいが、みなさんの努力に感謝します。よくやってくれました」と伝えた。

画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2021年11月25日付Instagram「Thank you Will and Chloe for sharing your experiences of working as emergency responders and the mental health impact that this can have.」』『Duke and Duchess of Cambridge 2022年4月29日付Twitter「The sheer magnitude and long term impacts the floods in Australia have had on those affected is devastating.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

ビデオ通話で現地の人々の話を聞くウィリアム王子(画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2022年4月29日付Twitter「The sheer magnitude and long term impacts the floods in Australia have had on those affected is devastating.」』のスクリーンショット)

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