ボートの船長はクジラとは一定の距離を保つ義務があるが、市当局の関係者は「ボートがクジラに近づきすぎたことが事故の原因だろう」と推測、この事故には次のようなコメントがあがった。
「ボートが近づきすぎて、クジラが脅威を感じたんだよ。」
「人間がやることはあまりにも無謀で愚か。」
「周りにはかなりの数のボートがあるよね。ボートに追われているクジラは気が休まらないだろうね。」
「クジラも怪我をしたのでは? 可哀そうだ。」
「ボートの数を制限するなど対策が必要だね。」
ちなみに同海域では12月から4月がホエールウォッチングに最適で、観光客が最も興奮するというクジラのブリーチングには「激しい音をあげてコミュニケーションをとるため」「寄生虫を落とすため」「オスのアピール」「遊んでいるだけ」など様々な説があるようだ。
トポロバンポ湾でのボートとクジラの事故は今回が初めてだそうだが、メキシコのバハ・カリフォルニア・スル州ラパス市の沖合でも先月、ホエールウォッチング中だった小型ボートがクジラに衝突し、観光客が船外に投げ出される事故が発生しており、同様の事故は年々増加しているという。
Muy bonito y todo pero también muy peligro… #Ballena #Topolobampo pic.twitter.com/tmSKQxiNPv
— 💫 Karem 💫 (@BrujitaMerak_) May 15, 2022
画像は『news.com.au 2022年5月17日付「Terrifying moment passengers watch on as whale lands on boat」』『Karem 2022年5月17日付Twitter「Demasiado… 」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)