悲劇はこれで終わらなかった。
「その後、眉の周辺に水ぶくれができ、それが次々とつぶれて眉毛が抜け始めたのです。あれから数日が過ぎて気分はよくなりましたが、眉毛の脱毛は止まらず、目からは黄色の涙が出るのです」と明かすシャイアンさん。
そんな娘にリアさんは「眉とまつ毛のティントでせっかくのクリスマスの計画が台無しになっただけでなく、『娘を失うことになるかもしれない』という恐怖でどうにかなりそうでした」と胸のうちを明かし、シャイアンさんが1人で訪れたというサロンの対応や、眉ティントについてこのように述べた。
「実はあの日、サロンのスタッフは娘へのティントの許可を得るために私に電話をしてきたのです。でも私が電話に出なかったため、祖母に電話して許可を取りました。それに娘が『ティントは初めて』と伝えたのにもかかわらず、パッチテストなしで施術をしたのです。」
「娘の症状が悪化する前、私はサロンに電話してアレルギー反応が出ていることを伝えました。サロンは返金と無料の施術を約束し、その後は何度も連絡してきています。」
「パッチテストをするのは当たり前のことですが、娘には『眉ティントなんてしなくても十分に美しいのよ』ということを伝えました。私はサロンで施術を受けたことなどなく、こんなことが起きるなんて夢にも思っていなかったのです。もし眉やまつ毛のティントで娘が失明し命を落としていたとしたら、そんな悲しいことはないでしょう。」
リアさんはシャイアンさんのサロンでの施術を21歳まで禁じたそうで、「同じようなことが二度と起きないよう、子供を持つ親にはパッチテストの重要性やアレルギー反応の危険性を知ってもらいたい」と注意喚起した。
画像は『The Sun 2021年12月29日付「DANGEROUS DYE My teenage daughter was left screaming in pain and almost lost her sight after Christmas brow treatment went wrong」(Credit: Jam Press)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)