同協会には問い合わせの電話が多数寄せられる反響ぶりだったという。
現在はロックダウンの解除などで日常が戻りつつあることや夏のホリデー期間が始まったことにより、引き取り手のいないペットが急増しているという。これにより同協会では保護できる動物たちの数が限界を迎えており、今回のキャンペーンを考え付いたそうだ。
同キャンペーンを担当したマーケティング・エージェンシーのベンジャミン・バイルケさん(Benjamin Beilke)は、このように話している。
「私たちは小さくて可愛い生まれたての子猫ではなく、あえてちょっとしたバックグラウンドを持つ動物たちを撮影しました。人々は可愛い動物を引き取る傾向が強く、今すぐ引き取り手を必要としている動物には手を出そうとしないのです。」
「孤独で寂しい人がいるように、動物も同じように孤独や寂しさを感じます。数週間だけではなく、長期的に世話をしてくれるパートナーが見つかることを願っています。」
この斬新なアイディアには、ネット上で「Tinderの元々の目的よりいいじゃん!」「本当に素晴らしいアディアだと思う」「これを思い付いた人はすごいな」「なぜもっと早くこのアイディアが出なかったんだ!?」など素晴らしいアイディアに感嘆の声があがった。
現在、同協会は飼い主を希望する人とオンラインで事前面談を行っており、順次面会を行っていくそうだ。
画像は『Metro 2021年8月13日付「Animal shelter uses Tinder to match pets with their forever homes」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)