「ジェイミー氏と彼の弁護士が、彼を解任することが必要だとようやく認めたことは大変嬉しい。しかし必ずしも驚くことではない」と答えた。
続いて「我々は、娘の財産から数百万ドルの利益を得ていた過去13年間のジェイミー氏や他の人々の行為について、精力的に捜査を続けていく意向であり、近い将来ジェイミー氏の宣誓証明を取ることも期待している」と言い、「それまでの間、虚偽の告発をしたり自分の娘に対し卑劣な批判をしたりするよりも、ジェイミー氏はすぐに身を引くべきである」と述べた。
ブリトニーの後見人制度は、彼女の精神状態を懸念して2008年に裁判所命令によって合意されたもので、ジェイミーさんに彼女の財産や私生活の管理権が与えられた。
ジェイミーさんは2019年に体調を崩したため後見人を降り、ケアマネージャーのジョディ・モントゴメリーさんが一時的にジェイミーさんの代理を務めた。ブリトニーの財産管理においては、引き続きジェイミーさんが後見人として資産管理会社と管理している。
ブリトニーは体調が回復したジェイミーさんが私生活の監視を含む後見人になることに強く反対し、裁判へと持ち込んだ。するとファンの間では、ブリトニーの解放を求める「#FreeBritney」キャンペーンが始まった。
2020年11月にはブリトニーが弁護人を通して「父が後見人として管理する間はパフォーマンスを行わない」と伝えた。また、今年2月には彼女の後見人制度をめぐる争いをテーマにしたドキュメンタリー番組『Framing Britney Spears(原題)』が放送され、多くのセレブが彼女をサポートする意志を表明した。
6月にはブリトニーが裁判所の審問に出席し、自身の後見人制度について初めて公の場で発言。後見人制度が虐待的であり、この制度を終わらせたいと裁判官に訴えていた。
画像は『Britney Spears 2021年5月26日付Instagram「ROSE」、2016年2月18日付Instagram「The fam!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)