次のように続けた。
「赤ちゃんが誕生すると嘔吐はピタリと止まり、吐き気は12時間後に治まったわ。ただ残った6本の歯もボロボロで、産後5か月の時には全ての歯と根っこを抜いたの。」
こうして総入れ歯になり1人目が誕生して1年が経つと、ルイーズさんは新しいパートナーとの間に子供が欲しいと思えるまでになった。
そして間もなく妊娠。しかし最初の時と同じように妊娠3週目から嘔吐が始まり、妊娠16週になると脱水症状から膀胱炎になって苦しんだ。またうつ状態に陥り、出産後はパニック発作を起こすようになった。
『Metro』によると、妊娠悪阻を起こす女性は全体の1%だそうで、ルイーズさんのように嘔吐を頻繁に繰り返すと胃液が口腔内に逆流し、歯を失うリスクが高まるという。
現在2人の子育てに追われるルイーズさんは「妊娠悪阻は本当につらかった」と吐露し、このように述べた。
「妊娠悪阻という病気があることを、より多くの人に知ってもらいたいわ。そしてもし私と同じように苦しんでいる人がいたら、一人で悩まないで助けを求めて欲しいの。私も2度目の妊娠の時は、たくさんの人にサポートをしてもらったから。」
ルイーズさんは今後、2本の親知らずを抜歯する予定だそうで「この2本の歯が無くなったら、歯の痛みから解放されるのよ。その日を楽しみにしているわ」と笑った。
ちなみに若くして総入れ歯になったケースでは、長年薬物を使用してきたアメリカの22歳の女性や、炭酸飲料を毎日飲み、喫煙をしていた20代女性が話題になっていた。
画像は『The Sun 2021年6月14日付「TOOTH HURTS I vomited so much during pregnancy I had to have my teeth removed – I have panic attacks & struggle to go out in public」(Credit: Louise Cooper)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)