「皆さんは私がディスレクシアであることを知らないかもしれませんね。学校ではちょっと大変なこともあったけれど、今はたくさん練習したおかげ、そして周りの大きなサポートのおかげで、ディスレクシアであること、そして一人ひとりが持つ“スーパーパワー”を見つけるお手伝いをしてくれる素晴らしい団体とお仕事ができることをラッキーだと思っています。」
と自己紹介。そして時折抑揚をつけながら『Xtraordinary People』を読み進める中で、周りと違った特質を持つことの素晴らしさや、並外れた才能を活かすことで可能性は無限に広がるといった同著のポジティブなメッセージを表情豊かに伝えた。
昨年7月に不動産開発業に携わるビリオネア、エドアルド・マペッリ・モッツィ氏と結婚し、同時に彼の息子ウルフィーくん(5)のステップマザー(継母)となり、エリザベス女王直系の家系から誕生した初の“継母プリンセス”と注目を浴びたベアトリス王女。最近のインタビューでは、パンデミックという「奇妙な時代」と向き合う中で、ウルフィーくんに読み聞かせをして過ごす時間は、笑い声や日々の生活の中の小さな魔法を見つけ出すのに大きな役割を果たしている―と明かしていた。自身が幼少期のベッドタイムストーリーとして慣れ親しんだお気に入りの絵本を、今ではウルフィーくんと読んでいるとも述べていた王女。今回披露した読み聞かせの腕前も、おそらくそんな時間の中で培われたのであろう。
ちなみにハリウッドにも、ジェニファー・アニストン、ウーピー・ゴールドバーグ、トム・クルーズ、キアヌ・リーブスなどディスレクシアに悩んだ過去を明かした女優・俳優は多数存在する。俳優オーランド・ブルームは今から2年ほど前、「Made by Dyslexia」のインタビューで自身の体験を語っていた。
画像2枚目は『MADE BY DYSLEXIA 2021年3月29日付Instagram「Something #Xtraordinary is coming on Friday」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)