当時はオプラと2人きりで会話をすることが許可されておらず、そこには王室の広報担当者が同席しなければならなかったことを説明した。
インタビューの出演を断られた日から3年が経過し、メーガン妃を取り巻く状況は激変した。3年前には“不適切”とみなされたインタビューの出演依頼に妃が今のタイミングでOKを出した背景を、なにをもって“適切”と判断したのか尋ねるオプラに対し、妃は時に慎重に言葉を探しながら次のように述べている。
「そうですね、非常に多くのこと(が“適切”)です。これまでに起こった様々な人生経験は過ぎたことですし、私達は自らの意思で物事を選択することができるようになりました。当時は(インタビューの依頼に対して)あなたにイエスと答えることは不可能でした。その判断は私に委ねられたものではなかったのですから。」
女優時代は極めて自立した人生を送り、NGO団体「ワールド・ビジョン」のアンバサダーやジェンダー平等・女性のエンパワーメントを支援する国連機関「UN Women」(国連ウィメン)など、様々な活動を通じて自ら積極的に意見を発信する立場にいたメーガン妃。そんな妃が王室という多くの制約が課せられた伝統的な体質に窮屈さを感じないわけもなく、自ら判断を下す権利を持ち「イエス」と答えることが許される立場となった現状に「解放感を覚える」と言ってのける場面も見られた。
米時間3日に公開された第3弾のティーザーでは、自身やヘンリー王子に関する虚偽の内容がいつまでも収束しない事実に「王室が積極的にその一旦を担っている」かのような爆弾発言をしたメーガン妃。第4弾のクリップでは「お話する準備はできています」と意気揚々と語る姿が印象的であった。
米時間先月28日より4度にわたり公開されてきた『Oprah With Meghan And Harry: A CBS Primetime Special』のティーザー。時間にして正味わずか数分間の映像にもかかわらず、そこで語られた内容は連日世界中のメディアを賑わせている。7日の放送は当初90分の予定だった放送時間が2時間に延長され、さらにボリュームたっぷりの構成になっているため、まだまだ出てくるであろう爆弾発言の数々には世界中が注目している。
#EXCLUSIVE: In this extended first clip from @Oprah's interview with Prince Harry and Meghan, The Duchess of Sussex says what it means to be able to speak for herself.
It comes one year after the couple left England and stepped back from full-time royal life.#OprahMeghanHarry pic.twitter.com/o3AdxpmLrh
— CBS This Morning (@CBSThisMorning) March 5, 2021
画像は『O, The Oprah Magazine 2021年3月3日付Instagram「Yesterday, Meghan Markle made a very rare move and responded to a new report the Times ran alleging the Duchess of Sussex “faced a bullying complaint made by one of her closest advisers during her time at Kensington Palace.”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)