こう続けた。
「2人は忠実で、いつもお互いを守りあってきました。もしジョードンが危ない目に遭おうものなら、オーディンがやって来て守るし、オーディンが笑えばジョードンも笑う。そんな関係が15年も続いてきたのです。2人には2人にしかわからない特別な繋がりがあるのです。また親同士も親交を深め、支え合ってきたのです。」
「SNSに投稿した2人の写真には、たくさんのメッセージが寄せられました。これまで2人は親切にされることよりも、じっと見られたり、笑われたり、意地悪な対応をされることのほうが多かったのですが、メッセージはポジティブなものがほとんどでした。SNSでは特に誹謗中傷が酷いので覚悟はしていたのですが、妻とコメントを読んでいて思わず涙するほどでした。温かいメッセージに心から感謝しています。」
「これを機会に、息子たちも美しい人間であること、そして成長できないと言われたあの子たちが18歳になり、立派に卒業を果たしたことを多くの人に知ってもらえたらと思います。」
なお以下は、2人の写真に寄せられたメッセージの一部である。
「おめでとう! よくやったね。」
「私は障がい者施設で働いているんだけど、知的障がいを持つ子供たちがベストフレンドやパートナーを見つけるのはとても難しいんだ。素敵だよ。」
「私の子供も知的障がいがあるの。こんな写真ほど嬉しいものはないわ。やったね!」
「私の息子は染色体異常を持って産まれ、5歳で歩くことも話すこともできず、おむつをしているの。今も哺乳瓶を使っているけど、自分の要求は『あああ』という言葉の抑揚を変えて伝えることができるのよ。彼がいつか、歩くこと、話すこと、トイレに行けること、食事ができることができれば、最高に嬉しいと思う。2人の写真は夫にも送ったの。だってとてもインスパイアされるもの。彼らこそ、私たちの希望よ。」
「写真をシェアしてくれてありがとう。私の息子は5歳まで歩けず、おむつがとれたのは13歳だった。どの子も成長は違うけど、信じて前向きになることが大切よ。これからも頑張って。大変だけど、やればできる!」
「人は様々なことを言ってくるわよね。でもそれをどう受け止め乗り越えていくかは、自分次第だと思う。それに逆境に立ち向かってきたこの2人は、とても輝いているわ。」
画像は『Bored Panda 2020年7月24日付「Best Friends Given 2% Chance Of Survival Beat All Odds And Recreate Their First School Photo At Their Graduation」(Image credits: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)