ヒメーシュ・パテルならではのナチュラルなルックスとピュアな歌声でなければマッチしなかっただろう。
ビートルズに影響を受けたアーティストは数知れないが、本作の主人公に求められるのは素晴らしいパフォーマンスよりも、売れないミュージシャンがどうビートルズの歌を心に響かせるかが見どころの一つとなっている。
たとえばリアム・ギャラガーが主人公のジャック役で歌ったとしても、本作の意図には添えなかっただろう。もっとも彼が出演するとストーリーの内容がややこしくなるので、まずあり得ないが。
ちなみにジャックが事故後に目覚めた世の中では、ビートルズの他にも存在しないアイテムがいくつかあり、どのような状況が起きたのか考察するヒントになっているのもおもしろい。
ツイートでは「イエスタデイ、見てきました。ほっこりしました。さすがのダニー・ボイルもビートルズの前では童心に帰るのかな。ファンのなら一度はするもしも…が描かれてました」、「イエスタデイ観に行ったんだけどベネディクトカンバーバッチ軽くネタにされてた(笑) ビートルズ好きな人はもれなく観に行けば良いし、ビートルズあんまり知らん人も観に行けば良いと思う 誰が見ても聞いたことあるような曲ばっかりやしさ!!」という感想が見受けられた。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』ではクイーンが再注目されたが、『イエスタデイ』もファンのみならずビートルズを知らない世代に観てもらいたい作品である。
『#映画イエスタデイ』
6⃣0⃣秒で解説!⏰ ! ⏰
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画像は『映画『イエスタデイ』公式 2019年10月11日付Twitter「OA情報 10/12(土)9:30~生放送 TBS「#王様のブランチ」にて#映画イエスタデイ が紹介予定です」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)