3匹の絆は日に日に強くなっていった。そればかりではない。母性本能を掻き立てられたデイジーは最近、お乳が出るようになり、2匹に授乳を始めたのだ。授乳中のデイジーはとてもリラックスした母の表情をしており、3匹の絆の強さをうかがい知ることができる。ジェーンさんはそんな3匹について次のように明かしている。
「3匹は家の中で一緒にかくれんぼをして遊び、身体を寄せ合って眠ります。もちろんいつも一緒です。デイジーは2匹の母親代わりであって、ベストフレンドなのです。小さな2匹にほかの犬たちが近づこうものなら、その間に立ちはだかって必死に守ろうとするほどです。とても微笑ましいんですよ。種は違っても3匹がこれからもずっと仲良しでいてくれることを願っています。」
なお『Metro』によると、犬がネコに授乳しても問題はないそうで、優しく穏やかな性格で知られるビーグル犬と小さな子ネコのストーリーには「いつまでも仲良くね」「ミルクが出るようになるって不思議」「犬とネコが仲良しって素敵」「3匹ともとってもいい顔だよ」といったコメントが寄せられている。
ちなみに今年2月にもオーストラリアで、生まれたばかりの子供を亡くしたビーグル犬が、心の隙間を埋めるかのようにポッサムを可愛がり話題になった。また意外な組み合わせとしては、ウクライナの母ネコが、自分の4匹の子供のほかに孤児のリス4匹を受け入れて子育てに励んでいた。
画像は『Metro 2019年9月17日付「Beagle is surrogate mum to two kittens and even breastfeeds them」(Picture: Simon Jacobs/ Caters News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)