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このほどオーストラリアから生まれた子犬を亡くしたばかりのビーグル犬が、心の隙間を埋めるかのようにポッサムの子を可愛がるという話題が届いた。『9News』『New York Post』などが伝えている。
豪ビクトリア州に住むサラ・モイルさん(Sara Moyle)と娘のエル(Elle)さんが飼っているビーグル犬“モリー”が、人々の心を温かくしている。実はモリー、最近子犬を産んだばかりだが不運にも死産だった。
それからというものモリーは子どもを亡くしたことにより、ふさぎ込んでいるように見えたという。そしてしばらく経った頃、サラさんとエルさんはモリーが1匹のポッサムの子と遊んでいるのに気付いた。
ポッサムはオーストラリア界隈に生息する雑食性、お腹にカンガルーのような袋を持つ小型の有袋類である。モイルさん母娘によると「そのポッサムは明らかに母親に捨てられた可能性がある」そうだ。
モリーの背中に乗ったポッサムはそばを離れることなく、時にはじゃれ合ったり、一緒に眠ることもある。そのモリーの様子はまさに母犬が子犬に愛情を注ぐ姿と何ら変わりが無いように見える。
子どもを失った悲しみから立ち直っているモリーを見て、