ダリアンさんは心配で涙がとまらなかったという。だが落ち着いて再度見てみると、痣のようなものは端の部分に白い箇所があることに気付いた。ダリアンさんは看護師にもう一度、娘の口内をこすり取ってもらうことにした。
すると、なんとボール紙の破片が出てきたのだ。痣ではなかったことにほっとしたダリアンさんは、当時のことをこのように語っている。
「娘の口の上側に貼り付いて取れなかったものはボール紙だったのです。私はたった5分の間に、診察室で泣いてそのあと笑っていました。もう恥ずかしくて二度とそこに顔を見せることができません。」
「もちろん私がボール紙を与えた訳ではありません。イザベラは歯が生え始めてから何でも噛もうとするのです。確かに娘は、私が食洗器にお皿をセットしている間に何かの箱を見つけて噛んでいました。」
「すぐに取り上げて娘の口の中を調べたのですが、上のほうに破片が貼りついていたとは気付きませんでした。」
歯が生え始めた頃の乳児は歯茎がむずがゆく感じ、いろいろなものを噛む癖がでてしまうこともあるという。ダリアンさんのFacebookには、「なんでもなくて本当に良かった」「のどに詰まらなくて良かったね」など気遣いの声が寄せられたが、中には「私の子供も乳歯に黒い斑点があって、それがなかなか取れなかったのですが、何のことは無いイチゴの種でした」など似たような経験をした人もいたようだ。ダリアンさんの今回の投稿は、幼い子を持つ母親にとって良い意見交換の場になったようである。
画像は『Darian Depreta 2019年5月30日付Facebook「So I’m playing with Bella today and notice the roof of her mouth is black.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)