ベン君や救急隊員、他のドライバーたちから何が起こったか聞かされた後、病院に搬送され複数の検査を受けた。医師らは、今回の発作はウイルスが原因ではないかとみているようだ。この日のことを振り返り、ローレンさんはこのように話している。
「発作が起こって最初にハンドルのコントロールを失って、車が左車線から中央分離帯にぶつかったんです。私の異変に気付いたベンは、必死で何とかしなければと思ったようでハンドルを操作してくれました。助けに来てくれた他のドライバーにも、息子は自分と私の名前や住所をきちんと伝えてくれたのです。『しなきゃならないことをしただけ。そうでなかったら死んじゃうと思ったから』と息子は言っていましたが、どれほど素晴らしいことをしてくれたか。息子が勇気ある行動をしてくれたことを本当に誇りに思っています。彼は私のヒーローです。」
このニュースを知った人からは、「すごい! ベン君よくやったね」「必死にお母さんを救ってあげたんだね。なんだかウルっときた」「まだ幼い子供に何ができるかと思いがちだけど、機転を利かせて行動できる子は実際にいるよね。素晴らしい」「優れたスキルだ」といったベン君への称賛の声があがっている。
画像は『The Sun 2018年12月14日付「BOY RACER Moment boy, 8, grabbed wheel to steer car to safety when mum suffered seizure while driving」(Credit: EAST NEWS PRESS AGENCY)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)