「このアパートの歴史を知らねば」との思いに駆られ調査を開始。すると意外な事実が分かったという。
「昔、パン屋のオーナーが息子とそこで暮らしていたの。奥さんは病気で死んでしまったんでしょうね。」
「つまり、そこに暮らしていたのはその父子だけ。そしてお父さんも亡くなって、息子がパン屋を継いだの。私が目撃したのは息子のほうだと思うわ。」
「(10代だった)ある日のこと、両親の家で寝ていたら“何か”が私のベッドのシーツを引きずりおろしたの。私はどうにかしてそのベッドから抜け出そうとしたのに、どうしてもベッドから降りることができなかったわ。」
ハリウッドの家に越した際、マシューは不思議な音がすると気づき邸宅内の調査を開始。素っ裸で家の中を見て回ったというマシューは、マダム・ブルーなる亡霊と遭遇したのだという。しかしマシューとマダムの関係は…?
「マダム・ブルーとは仲が良いんだ、問題なしさ。」
「彼女はクールな亡霊なんだ。俺がいつもヌードだからうまくいくのかもな。」
「テキサスにある私の家では、呆れちゃうほど幽霊が出てくるの。でもそれは悪霊ではなく、幼い少女の霊。彼女の名前は、エミリーだと思う。」
「霊能者や霊ハンターに来てもらったの。そのどちらも、彼女の名はエミリーだと言っていたわ。」
「成長期には、何度も彼女の姿を見たものよ。」
そしてエミリーちゃんは、「デミと隠れんぼがしたい」とでも思ったのだろう。ある日の衝撃的な瞬間を、デミはこう振り返っている。
「私、見てしまったの。彼女がクローゼットの中にいるのをね。」
あっても全く嬉しくない能力なのだろうが、マシューのような怖いもの知らずには「亡霊が家にいたってノープロブレム」なのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)