SNSに「サムイ島が大好きだけど、岩が多いビーチは私がこれまでの人生で見た中でも最も素晴らしい」と明かし、瞑想していた岩場について「私の家であり、地球上で最高の場所。私はとても幸せ」と綴っており、彼女がこの場所に特別な思いを抱いていたことがうかがえる。また、カミラさんは12月中旬に結婚する予定だったそうで、フィアンセは突然の悲報に途方に暮れているという。
なお、サムイ島レスキューセンター所長のチャイヤポーン・サブプラザート氏(Chaiyaporn Subprasert)は事故を受け、次のように述べた。
「モンスーンの季節(6~10月頃)には、チャウエンビーチやラマイビーチのような危険な場所には『遊泳禁止』の赤旗が立ち、観光客に警告しています。事故現場は遊泳区域ではなく、主に景勝スポットとして観光客に親しまれていたため、被害者は予期せぬ大波に不意を突かれたのかもしれません。」
サムイ市の自治体は事故以降、展望台の下の岩場への立ち入りを禁止しており、今回の事故には次のようなコメントが寄せられた。
「なんという悲劇。」
「あまりにも衝撃的。」
「自然を甘くみてはいけない。」
「あんな場所で瞑想できるのだろうか。全くリラックスできないと思うけど。」
「波の凄まじさというのを認識していないと思う。」
「あれはスニーカー・ウェーブと言って、突然生じる予想外の激しい波。米オレゴン州では毎年死者が出る。」
「『地元の人がしないことをするな』という教訓だよ。」
「最高の人生を生きていたのに、一瞬で亡くなってしまうなんて!」
「流されていくのを見ていただけだった人々もつらかっただろう。」
ちなみに10月にはインドネシアのビーチで、岩場で写真撮影をしていた20歳の男子学生が大波にのまれて行方不明になった。この事故の瞬間の様子もカメラが捉えており、SNSで拡散すると衝撃が広がった。
画像は『New York Post 「Russian actress Kamilla Belyatskaya swept away to her death by a giant wave while meditating on yoga mat on cliffside beauty spot」(east2west news)(Kamilla Belyatskaya/e2w)(SHOT/e2w)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)