男児を見失わないよう、ドローンが男児の姿を見守っていた。
映像には、自分より背の高いトウモロコシをかき分けて移動する男児の姿が映っている。しばらくすると、最寄りの道路に車が停車し、地上で捜索活動を行っていた保安官と消防隊員の3人がトウモロコシ畑に入り、男児のもとへ向かった。午後9時46分に男児を発見した保安官らは、男児を抱いて来た道を戻り、無事にトウモロコシ畑から脱出することができた。
男児が行方不明になってから約2時間ほど経過していたが、幸いにもケガはなく、無事に両親のもとへ送り届けられた。
Facebookでドローンの映像をシェアしたフォン・デュ・ラク郡保安官事務所は、「熱探知カメラを搭載したドローンがなければ、保安官や駆け付けた人々は、何時間もかけてトウモロコシ畑の全体を捜索することになっていたでしょうし、違う結果になっていたかもしれません」というコメントとともに、詳細を記載した。
この動画を見た人々からは、「ドローンが無かったら、捜すのにどれだけの時間がかかったんだろう」「男の子が無事で本当によかった」「まるで映画を見ているみたいにどきどきしちゃった」「私も幼い時にトウモロコシ畑で迷子になったことがあるけど、かなり怖いよ」などの声が寄せられた。
ちなみに2022年1月にはイギリスにて、沼地に入ってしまった犬を救出するため、ドローンに焼き立てソーセージをぶら下げて誘導したというケースが発生していた。救助者は「クレイジーなアイディアだった」と話しているが、犬は無事に保護された。
画像は『Fond du Lac County Sheriff’s Office Facebook「**Press Release**」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)