ブルワはクルド語の通訳を介して「(タデウシュさんに)嫌な目つきで見られたために突き飛ばしたが、彼を殺害するつもりはなかった」と主張した。しかし陪審員はわずか32分後に判断を下し、ブルワは殺人未遂で有罪判決が下された。
英ニュースメディア『The Sun』によると、ブルワは前科により国外退去処分が命じられていたが、非公開で行われた移民裁判所への上訴により、内務省から受けた国外退去命令をかわすことができたという。『The Sun』に情報を提供した匿名の人物は、「一体どれだけの罪を犯したら、イギリスから強制退去させられるのか疑問に思う」と話している。
なお公開された監視カメラの映像に対して、人々はこのような怒りの声をあげている。
「この移民の男の入国を承認した者は、誰であろうと終身刑に処されるべきだ。」
「この男は何があっても国内に留まり、刑務所とはいえ一日3食付きの屋根のある部屋と医療保障を受けるんだよ。全ては納税者の税金だ。」
「この移民をすぐにでも国外退去させていれば、こんな事件は起きなかったんだ。被害者の男性が助けられて地下鉄にはねられずに済んだのは幸運だったよ。」
ブルワは身柄が拘束され、次回9月26日の裁判では終身刑、もしくは国外強制退去命令の可能性があると報じられている。
画像は『The Sun 「TRAIN-PUSH PERV Fiend who pushed man on London Tube tracks was migrant appealing deportation for sex crimes」(Credit: PA)(Credit: Central News)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)