皮膚はピンク色で痛々しく、ナイルさんは当時「きっともうダメだろう」と考えていた。
ところが1年後のロドニーは、野原を仲間の犬と駆け回ったり、家の中で元気に戯れるなど大変身を遂げており、こんな言葉が添えられていた。
「愛されるということは、変わるということを意味するんだ。」
実はロドニー、ナイルさんらの献身的なケアが功を奏し、数週間をかけてなんとか危機を脱したそうで、体調が回復するのを待って里親募集が始まった。
そして約500人から「ぜひ引き取りたい」という申し出があり、ロドニーは約1万キロ離れたイギリス、ウェールズの新しい家族のもとで暮らすことになった。ナイルさんは当時のことを、「あの子は本当に特別な犬だったから、慎重に家族を選んだ。そしてオスの犬を飼っている家で、ロドニーにピッタリのカップルを見つけて、飛行機で移動したんだ」と振り返り、現在のロドニーについてこう語った。
「今のロドニーは、『夢のような生活を送っている』と言っても過言ではないだろうね。時々、以前のロドニーの写真を見返して『これは本当にあったことなのか?』なんて考えたりするんだ。ロドニーは1年でずいぶん大きくなり、健康で幸せになった。たった1年だけど、人生はこんなに大きく変わるんだ…。ロドニーのことは心から誇りに思っているよ!」
ちなみにロドニーのビフォーアフターの動画には、「この子を助けてくれてありがとう」「これぞ愛の力」「素晴らしいよ」「なんて美しい話なの!」「保護された時の犬の姿を見ると心が痛む。幸せになって本当に良かったわ」といったコメントが寄せられている。
なお過去にはメキシコで、明らかに虐待され、体の半分以上に火傷を負った子犬が保護され、米カリフォルニア州に住む女性のもとに引き取られた。子犬は両耳を切断せざるを得なかったものの、女性との間に強い絆が生まれ、少しずつ回復を遂げていた。
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画像は『Happy Doggo TikTok「A year ago today, little Rodney was on the verge of death.」「Rodney」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)