「妻がiMacでメッセージを発見したのは、“非常に残酷な方法”であり、私が妻に落ち着いて説明する機会があれば、離婚は避けられたかもしれない」と主張した。
さらにリチャードさんは、今回の件で大きなストレスを抱えたためにパニック発作を起こすようになったと言い、作用の強いベータ遮断薬を服用することになった。彼は「離婚は子どもたちなど家族にも影響がありますから、そのプロセスは本当に大きなストレスになりますし、いつか本当に心臓発作を起こしてしまうのではと考えていました」と、健康面の不安もあったと明かしている。
今回のリチャードさんと同じような状況に陥っている人々が多数いるようで、リチャードさんは集団訴訟も視野に入れていると言い、ロンドンを拠点とする法律事務所「Rosenblatt」に法的措置の手配を依頼したという。
同法律事務所のサイモン・ウォルトン氏(Simon Walton)は、「Apple社はメッセージの送受信について、特に削除したメッセージがどうなるかをユーザーに明確にしていませんでした。多くの場合、iPhoneはメッセージが削除されたことをユーザーに通知しますが、今回のように同期された他のデバイス上に残っているため誤解を招きます」と語っている。
リチャードさんは、「すべては、メッセージが削除されたと言われたのに、削除されていなかったことが原因なんです。『メッセージはこのデバイスから削除されます』と表示されたら、他のデバイスから削除されないことは推測できたかもしれません。『メッセージはこのデバイス上でのみ削除されます』と表示されたら、もっと良かったですね」とコメントを残した。
画像は『AppleInsider 「Man ludicrously blames Apple for his wife catching him communicating with prostitutes」』『New York Post 「Powerball player John Cheeks denied $340M lottery jackpot over website ‘mistake’」(4 Washington)』『Windsor Star 「Caesars Windsor being sued for allowing gambler to lose at gambling」(DAX MELMER / WINDSOR STAR)』『L´Unione Sarda 「40-year-old children supported at home, mother sues and evicts them」(from the site)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)