犯行から2日後の19日夜、警察に自ら電話をかけて犯行を自白した。遺体の腐敗が始まり、大量のハエが発生していることに気付いたためで、駆けつけた警察官の調べには非常に冷淡に、こう供述したという。
「養父母に『ろくでなし』と言われた。また携帯電話とコンピュータを取り上げられ、学校でプレゼンテーションができずに苛立った。殺害を計画したのは前日だった。女きょうだいを殺すつもりはなかったが、母の殺害を邪魔されると思って射殺した。後悔はない。」
なお犯行に使われた拳銃は、居間のテーブルの上に弾が込められた状態で置かれていて、Aは怯えた様子を見せながらも「父が銃を隠している場所を知っていた。何度か試し撃ちをしてから犯行に及んだ」と語ったそうだ。
現在のAは罪を犯した12歳から21歳が対象の施設に拘留中で、今後は精神鑑定が検討されており、当局は携帯電話やコンピュータを押収し、第三者の関与についても調査している。
近所の住民によると、一家は同地に引っ越して2年未満で、隣人との付き合いはほとんどなく、けんかをする声がよく聞こえたという。
ちなみに昨年には中国で、携帯電話を取り上げられた息子が、父親を肉切り包丁で脅す姿が捉えられ注目された。
画像は『G1 「Vídeo mostra adolescente que matou família indo à padaria um dia após crime em SP」(Foto: Reprodução/Facebook)(Foto: Reprodução/Câmera de segurança)』『South China Morning Post 「‘So scary!’: 7 million in China stunned by video of online game-addicted son threatening father with meat cleaver over mobile phone confiscation」(Photo: Weibo)』『The Sun 「GAMER RAGE Boy, 13, ‘stabbed his seven-year-old brother to death in a rage after losing on a mobile phone video game’」(Credit: Newsflash/@plohie_novosti_mc)、「SIBLING SLAUGHTER Teenage boy, 15, ‘hammered his 10-year-old sister to death in dispute over a iPad-style tablet’」(Credit: KTK)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)