これまでに3回の開胸手術を受けている。
1997年に先天性大動脈弁を交換するため待機的心臓手術を受け、2018年3月には米ロサンゼルスで新たな肺動脈弁を挿入。2020年には米オハイオ州クリーブランドで新たな大動脈弁に交換する手術を受けた。
そんなアーノルドのもとには、同じ症状を持つ人々から、手術に立ち向かう勇気と希望を与えられたという多くのメッセージが届いたという。
そのことがペースメーカーを埋め込んだことを公表するきっかけになったようで、「自分の秘密主義的な本能に逆らって、明らかにすることが人々の助けになると分かったんだ」と説明した。
アーノルドは今月18日にペースメーカーの手術を受けたが、順調に回復しているそうで、22日には友人でフィットネス活動家仲間である女優ジェーン・フォンダとともに、大規模な環境イベントに参加したことを明かした。
「ところで、運動が老化を遅らせる唯一の魔法の薬だという話になったら、ジェーンを見るがいい。彼女は私より10歳年上で、今年87歳になるんだ!」
そして手術について、こう話している。
「私が週明けに手術を受けたとは、誰も思わなかっただろう。クリーブランド・クリニックのチーム全員に感謝したい。医師や看護師もみんな、私のために素晴らしいケアをしてくれて、手術もできるだけ痛みを感じないようにしてくれた。」
アーノルドによると、以前の手術の瘢痕(はんこん)組織によって心拍が不規則になっていたため、医師達から手術に踏み切った方がいいとアドバイスされたという。数年間そのような状態が続いたことから、少なくとも年に1回は精密検査を受けて心臓の状態を確認していたそうだ。
最後にアーノルドは、「それが遺伝的な心臓の問題を抱えた人生だ。だが今後、私が不平不満を言うのを聞くことはないだろう」と強い意志を伝えた。
画像2~4枚目は『Elex Michaelson X「Long-time friends @Schwarzenegger & @Janefonda join forces.」』『Arnold Sports Festival UK Instagram「@schwarzenegger @philheath & @hanyrambod got their pump on this morning at the @panattaofficial gym」』『Arnold X「Thanks to the team at the Cleveland Clinic,」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)