ウッドランド警察は「現場に到着した際、トラックの運転席には3歳児が座っていた。またトラックのシフトはドライブ(D)に入ったままだった」と公表した。さらに「事故の関係者全員が捜査に協力している」として、トラックの所有者である父親に関しては「刑事上の過失の可能性があるものの、逮捕には至っていない」と伝えた。
しかしながらサンドロさんは、「父親は3歳の子供を乗せたままエンジンをかけっぱなしにして放置しており、これは正しいことではない。私たちは他の誰かのせいで娘を失ったのだ」と憤りを露わにし、「正義を求める」と涙ながらに訴えた。
6歳と7歳の兄がいるアイラーニちゃんは来月29日が3歳の誕生日で、家族は誕生日会を予定していた。それが一転し、葬儀の準備に追われることになり、アイラーニちゃんの叔母は葬儀代などのためクラウドファンディングサイト「GoFundMe」に専用ページを開設している。また事故現場には追悼のメモリアルが設置され、キャンドルや花などが飾られている。
なお捜査は今後、ヨロ郡地方検察局が引き継ぎ、3歳児の父親が告訴されるかどうかが決定されるそうで、このニュースには次のようなコメントが寄せられた。
「車のエンジンをかけたまま、3歳児を1人で車に放置した父親は罪に問われるべき。」
「過失致死罪だろう。」
「悲劇。」
「3歳の子供が座っていたチャイルドシートは年齢に適したものだったのだろうか? シートベルトを外すのはかなり難しいはず。」
「3歳児がどうやって、ブレーキを踏んでトラックのシフトをドライブに入れたのか。意図的でない事故であることは理解できるが、間違いなく防げる事故だった。」
「大人に責任があり、トラックを前進させた3歳児を責めることはできない。」
「安らかに。」
ちなみに2022年には英ウェールズで、1台の車がコントロールを失い、道路沿いに駐車していた車に衝突する事故が発生。車を運転していたのが犬だったことで注目されていた。
画像は『ABC News 「3-year-old in driver’s seat of truck that fatally struck 2-year-old: Police」(Woodland Police Department)』『New York Post 「2-year-old girl killed by truck after toddler left unattended inside climbed behind the wheel: cops」(CBS News)、「Toddler dies after closing car window on her head as dad slept」(Facebook)』『Indy100 「Doorbell cam captures dog ‘driving’ Jeep into parked car」』『KUTV 「9-year-old driver, 4-year-old passenger, crash into semi in Utah」(Photo: KUTV)』『Politie Basisteam Utrecht Nrd Instagram「Nieuwe Max Verstappen ontdekt in #Overvecht.」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)