全力でドアを破壊し始めた。その後、画面が切り替わり、中にいたとみられる密売人が取り押さえられて手錠を掛けられ、サンタクロースの格好をした捜査官に連行されていく様子が映っていた。
報道によると、この強行捜査で25歳と35歳の男2人が、大麻とコカインを販売した疑いで逮捕された。
今回の作戦を実行したグリーン・スクワッドのワルター・パロミノ隊長(Walter Palomino)は、今回サンタクロースの格好をした理由について、「作戦を実行するにあたり、相手に怪しまれないようにするため」と説明している。
強行捜査の直前に、グリーン・スクワッドのメンバーは打ち合わせを行っており、その時点で1人の捜査官は既にサンタクロースの衣装を着ていた。また、クリスマスにちなんでか、チーム内で犯人たちのことを、“邪悪なトナカイのギャング”と呼んでいたとも報道されている。
サンタクロースが麻薬密売人を逮捕するこの動画を見た人々からは、「名探偵サンタクロースだね」「サンタクロースには悪い子と良い子の違いが分かるんだ」「プレゼントを持って、ドアを壊してやって来るサンタクロースはちょっと面白い」などジョークを飛ばす声が寄せられた。
クリスマスのこの時期は犯人らも油断しやすいのか、過去にもペルーの麻薬密売アジトに麻薬取締官らがサンタに扮して押しかけ、4人の逮捕に繋がったという類似のケースが発生していた。
画像は『ABC7 Chicago 2023年12月25日付「Undercover Santa helps carry out Peruvian drug bust with sledgehammer: VIDEO」』『Riverside Police Department 2020年12月11日付Facebook「HOLIDAY ENFORCEMENT PROGRAM NETS SEVERAL ARRESTS」』『LADbible 2022年7月29日付「Guard Dog Completely Fails At Job By Lying Down Next To Drug Gang During Raid」(Credit: Newsflash)』『People’s Daily Online 2023年2月14日付「Drug-sniffing squirrels join police force in SW China’s Chongqing」(Photo/cqcb.com)』『7NEWS.com.au 2021年2月1日付「Brazilian sex worker swallows 101 cocaine packages in UK drug smuggling stunt」(Credit: NCA / SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)