親戚に頼んで解体の許可証があるかどうかの確認をしてもらった。親戚が現場に向かい、許可証を出すように要求すると、作業員は許可証を出したが「あれ、違う住所だ」と驚きの発言をした。作業員はすぐに作業を止めると、荷物をまとめて去ったという。
業者の住所間違いにより、解体が進められてしまったスーザンさんの家は、取り返しがつかないほど壊されてしまった。スーザンさんは警察に被害届を出し、弁護士にも相談している。
住所を間違えて家を解体した業者「You Call It, We Haul It」は、「今回の不運な出来事について、現在調査を進めています」とコメントを公表しているが、スーザンさんへの連絡は一切ないという。
スーザンさんは、「人の家を壊して立ち去る権利を彼らが持っているなんて、到底信じられませんよ。謝罪の一言もありません。どうやって直せばいいのでしょう。こんなの事故ですよ。業者は何もしてくれませんでした」と悲嘆に暮れている。
今回の出来事が各メディアに報じられると、「悲しすぎる」「ずっと空き家だったから間違えやすかったのかもしれないけど、これは酷い」「絶対に訴訟を起こすべき」などといった業者に対する批判の声が多数あがった。一方で、「15年も空き家だったら、壊してもらって正解だったのでは?」「15年も無駄に税金を支払っているなんて」など、長年空き家を所有していることに疑問を抱く声も見受けられた。
ちなみに2021年7月にはドイツで、顧客が6億円を超える報酬を支払わなかったことに激怒した建設業者が、新築のバルコニーを容赦なく破壊していた。
画像は『Fox news 2023年10月24日付「Georgia woman returns from vacation to find Atlanta home demolished by mistake」(Susan Hodgson via AP)(Fox 5 Atlanta)』『The Mirror 2021年7月30日付「Builder smashes up flat block with digger because owner ‘owed him £4million’」(Image: Schwarzwald TV)』『Calgary Herald 2022年7月28日付「‘Angry employee’ uses excavator to rip apart marina in exclusive Muskoka cottage country」(PHOTO BY @DTAPSCOTT/TWITTER)』『The Sun 2021年6月8日付「YOB THE BUILDER Builder leaves family-of-six’s £540,000 house in ruins with no roof after row with owner over pay」(Credit: SWNS)』『東森新聞 2019年4月15日付「隔壁太臭!保全找工人鑿穿牆壁 婦:900萬在裡面」(圖/東森新聞)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)