片手には黒いクラッチバッグを持っている。
ストレートのロングヘアを下ろしたペネロペの耳には、シャネルのトライアングル・チャームをドロップしたパール・イヤリングが輝いている。メーキャップは煌めくアイシャドウと黒いアイライナーを施し、艶やかなヌードカラーの口紅をつけている。
レッドカーペットに立つペネロペの姿を見たファンは、SNSでこのような称賛のコメントを送った。
「彼女はいつも通り、エフォートレスで美しく、上品だわ。」
「素敵なドレスね。ゴージャスよ。」
「ペネロペはとても魅力的ね!」
ちなみにエフォートレスとは、気負わず肩の力を抜いたちょうど良いカジュアルスタイルのことだ。
本作では、ペネロペ演じるラウラが、夫エンツォと愛人リーナとの間に隠し子がいたことを知る場面がある。しかしラウラは経営危機に陥った「フェラーリ」のために夫に助言し、その過程で犠牲を払っていくのだ。
プレミア上映会の記者会見では、ラウラ役を演じたペネロペが本作のストーリーについて「男性の陰で生き続ける、すべての女性へ向けた美しいオマージュです」と述べ、こう続けた。
「今でも、自分の行いが常に報われることなく、陰に隠れて働いている女性達がいるのです。ラウラには、たとえどんなに憎しみ合って、文字通り殺し合いをしたとしても、自分を愛し、尊敬してくれる夫がいました。彼女はとても悲しい女性だったかもしれません。」
そしてエンツォとラウラの関係について「もう一度言います。彼らは憎しみ合っていたけど、愛し合っていたのです」と強調した。
画像2~5枚目は『NEON 2023年10月14日付Instagram「About last night…」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)