ブラジルのジムで今月4日、42歳の男性がスクワットマシンに首と肩を押し潰される事故が発生した。男性は緊急手術を受けたものの、医師は「歩けるようになる確率は1%だろう」と語っている。当時の衝撃的な監視カメラの映像とともに、ブラジルニュースメディア『G1』などが伝えた。
ブラジル北東部セアラ州ジュアゼイロドノルテのジム「220 FIT gym」で4日、3児の父であるレジラーニオ・ダ・シルヴァさん(Regilânio da Silva、42)が脊椎を損傷する重傷を負った。スクワットマシンでリフティング1セットを終え、マシンの椅子に座り休憩をとっている最中の事故だった。
レジラーニオさんが使用していたのは“ハックスクワットマシン”と呼ばれ、背もたれに寄りかかり、肩にパッドを載せて持ち上げるもので、主に太腿を鍛えることができるという。
当時の動画では、1セットを終えたレジラーニオさんが椅子の後ろのストッパー(安全バー)を前に引き、肩パッドを上部で固定しているのが見て取れる。
レジラーニオさんはその後、一旦その場から離れ、スクワットマシンの重り(ウェイトプレート)を足しており、重量を150キロに設定していた。
そして椅子の先端に座って休憩中、突然ストッパーが外れて後ろに倒れ、固定されていたはずの肩パッドがレジラーニオさんの肩と首に直撃した。
すぐに近くにいた男性ら3人が駆け寄って肩パッドを持ち上げているが、