レイチェルさんは家族みんながトラウマを抱えてしまったことを明かし、このように述べた。
「私の心の傷は深く、当時の息子の画像をコンピュータでクリックして開くことさえできないの。あまりにも生々しくてね。またあの日以来、息子は保育所に行っていないわ。」
なお保育所はこの一件後、「我々は全ての子供たちの安全と健康を第一に考えています。ノア君と幼児との事故には心が痛みます。ただノア君は完全な回復が見込まれており、今後もケアの提供を継続するつもりです」となどと綴った声明を発表し、経済的なサポートも約束した。
またこの件についてはビクトリア州教育省も把握しているそうで、おむつ替えの際の対応を見直し、子供たちを監視できるもう一人の保育士を配置することなどを決定したという。
さらにレイチェルさんは、保育所から謝罪の手紙を受け取ったそうだが、「保育所の説明には全く納得がいかないの。だって息子の顔には20か所以上の傷があるのよ! 私たちは今も『こんなことが偶然起きるはずがない』と思っているわ。パートナーは『子供への虐待ではないか』と疑っているほどよ」と憤りを隠せず、損害賠償を請求することも考えているという。
ちなみにこのニュースには、「なぜ生後10週で保育所に預けなければならなかったの?」「これはあまりにも酷い。子供がひっかいた傷とは思えない。傷が深すぎるでしょう」「どれだけ長い爪だったの? 保育所が子供の爪の管理を怠った結果」「これだけ深い傷だったら、赤ちゃんは泣き叫んだはず。なぜ誰も気付かなかったのか」「保育所は閉鎖すべき」「保育士が足らないのでしょう」といったコメントが寄せられている。
画像は『9News 2023年6月13日付「Melbourne mother ‘horrified’ after picking up baby from childcare covered in scratches」(9News)』『7NEWS Australia 2023年6月13日付「Baby, just 10 weeks old, badly scratched at Melbourne childcare」(Credit: Supplied)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)