ヤセムンさんは「小さな子猫の頃から成長を見守り、約17年間も一緒に過ごしてきました。たくさんのお金をかけてきましたが、寿命が近づいてきています。今、この子たちを手放すなんてあんまりですよ」と話す。
ヤセムンさんとアーディンチさんの心の拠り所である猫たちを養うために、ヤセムンさんは自身の食事を週に一度だけにして食費を切り詰めることにした。さらにその食事内容はグリルした野菜やサラダだけで、普段はミントティーを飲んで空腹をしのいでいるという。そんな生活が約一年も続き、89キロあった体重は57キロにまで激減した。
ヤセムンさんは「まともに食べられないこともあり、水分だけで耐えています。もし何かを食べるなら、ヨーグルトや野菜などやわらかいものでなければなりません。ハッピーでいようと頑張っているのですが、どうしても落ち込んで疲れてしまうのです。一日おきに泣いていますよ。電話代を支払うのもやっとです」と苦しい胸のうちを明かしたが、「パートナーは私のことを心配してくれますが、もう慣れました。大丈夫、状況はきっと良くなりますよ」とポジティブなコメントを残した。
なおこのニュースには、人々から「生活費の高いこの時代でペットは贅沢品だよね。それも1匹だけじゃなく6匹だなんて大変だ」「この女性にとって猫たちは家族も同然なんだろうね」「同じ状況だったら私も子どもやペットのために同じことをするな」「動物への愛は理解できるけど、そんな方法はばかげているよ」などといった様々な意見が寄せられている。
ちなみに昨年6月には、交通事故で亡くなってしまった愛猫を67万円かけて剥製にしたケースが報道され、愛猫に対する飼い主の熱い思いが話題を呼んでいた。
画像は『Metro 2023年3月17日付「Woman starving herself on just one meal a week so her cats don’t go hungry」(Picture: Yasemn Kaptan/SWNS)』『The Mirror 2023年3月16日付「Woman who lost job says she has one meal a WEEK so she can still feed her six cats」(Image: Yasemn Kaptan / SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)