「ちょっと不安だわ」と本音をポロリと明かしている。アシュリーさんの指は穴にピタっとはまって紫色に変色しており、ある隊員に「どうやったらこうなるんだ?」と質問されるほどだった。
こうして指がはまってから約30分後、救急隊は強力なハサミでカート数か所を切断することに成功、アシュリーさんは時折痛そうな声をあげていたものの、無事に穴から解放された。アシュリーさんが緊急通報で救急隊にお世話になったのはこれが初めてのことだったそうで、「あの時は最高に恥ずかしかったのよ」と当時の気持ちを吐露した。
そうは言ってもアシュリーさん、これまでにショッピングカート、車、バスのダッシュボード、ドアのハンドルなどありとあらゆる隙間に手や指、腕などを突っ込んでいるそうで「いつも無意識に触ってしまうのよ。だから気付いた時には手遅れで、抜けなくなってしまうの」と明かしている。
なおアシュリーさんは、『Inside Edition』のインタビュアーに「もう二度とショッピングカートに手を挟まないように!」と念を押されると、「そうね。頑張ってみるけれど、保証はできないわ」となんとも曖昧に返答しており、このニュースには次のようなコメントが寄せられた。
「これは病気だね。とにかく怪我がなくてよかったよ。」
「注目されたかっただけなんじゃないの? いずれにしてもセラピーが必要だよ。」
「あんな状況になってもユーモアがあっていいじゃない。」
「私は3歳の時、鉄のフェンスに頭を突っ込んで抜けなくなったことがある。今でもそのことを覚えているし、トラウマになっている。」
「私もスーパーのカートに指を挟まれたことがある。デザインが最悪なのよ。」
「私も不安障害。彼女にはストレスを発散させたり、手持ち無沙汰を解消することができる『フィジェットトイ(fidget toy)』が必要よ。私も同じような経験があるの。」
「ああ、これは無意識に爪を噛むことと一緒なのかもしれないわね。」
「救急隊を呼ぶ前にオイルやせっけんを試してみればよかったのに。」
「こんなことで救急車を呼ばないで欲しいわ。本当に必要な人たちが使えなくなるでしょう。」
ちなみに過去には、酒の勢いでタンブラー乾燥機の中にはまってしまったり、14歳の少女が子供用ブランコに乗ったところお尻がはまって抜け出せなくなったりするケースも報告されており、いずれも消防士に救助されていた。
画像は『Inside Edition 2023年4月7日公開 YouTube「First Responders Free Woman’s Finger From Shopping Cart」』のサムネイル、『New York Post 2023年3月27日付「I got my finger stuck in a grocery cart – and 911 rescued me」(Caters News Agency)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)