甲殻類や小型昆虫、小魚など口にできるものは何でも食べる“魚”であることを強調し、「アメリカウナギは様々な面で非常に興味深い生物」と表現した。
なお「米魚類野生生物局(U.S. Fish and Wildlife Service)」によると、アメリカウナギのオスの体長は最大45センチ超(1.5フィート)であるものの、メスは120センチ超、体重4キロ超(9ポンド)まで成長するそうで、ジェイスさんは動画の個体を「これはメスだろう」と推測、次のように話している。
「120センチはあるから、アメリカウナギでは最大と言えるだろうね。私たちが普段目にするアメリカウナギはもっと小さく、釣り餌に使われたりしている。でもこれはとにかく巨大だよ!」
そしてこの巨大なウナギには、「120センチ以上ありそうだけど?」「あんなウナギが水中にいるかと思うと怖い」「いや、メスだろう。うちの妻に似ているよ」「蒲焼きにして食べたい」「美味しそう」「食べられるの?」「気持ち悪い」「まるでモンスター」といったコメントがあがった。
一方でジェイスさんは動画の中で「残念なことにアメリカウナギは絶滅の危機にある」と述べており、「ダムの建設でウナギが遡る川の流れが断絶されてしまった。そのため淡水や河口に生息し、海で産卵するというライフサイクルができなくなっている」と指摘した。
驚くべきことに、アメリカウナギのメスは死ぬ前に最大で400万個の卵を産むそうで、ジェイスさんは「ウナギが回遊できるようなクリエイティブなダム作りが実現できれば、絶滅危惧種を保護する第一歩になるだろう」と力強く述べ、定期的な調査を重ねながら打開策を模索していることを明かした。
画像は『Mission-Aransas Reserve 2023年1月24日付Facebook「Have you ever seen an American Eel up close」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)