街に出れば陰口を叩かれ、SNSに写真を投稿すればヘイターたちの格好の餌食となり「2人の間に愛などない」「きっと女性の金が目的」「注目されたいだけ」といった心無い声が飛び交った。
それでも2人の絆は強く、料理人として働きハンバーガーショップを経営しているエドさんは、カリーヌさんが病院に行く時は必ず付き添う。また2020年にカリーヌさんの頭蓋骨の中にできたがんの摘出手術の時は、エドさん自身も頭を剃ってサポートし、始終妻に寄り添った。
カリーヌさんはそんな夫のことを「エドは私に真の愛とは何かを教えてくれた人」と明かしており、「赤ちゃんはすぐにでも欲しかったけど、なかなか妊娠しなくてね。もうダメかと諦めかけていた時にザーヤを授かったの。ザーヤは奇跡のプリンセス。輝く希望の光なの!」と嬉しそうに語る。一方のエドさんは「子供を持つことは自分の夢だった。カリーヌと初めて会った時に、彼女こそ家族を持つのにふさわしいと思った」と明かし、「夢が叶って本当に嬉しいよ」と笑顔を見せた。
なお妊娠がカリーヌさんの病気に影響することはなかったようだが、妊娠中は麻酔を使うことができず、メラノーマを切除する手術を先延ばしにせねばならなかったそうで、カリーヌさんは「実は2019年以来、私の肺には結節が2つあって手術が必要なの。こちらも心配なのよ」と不安を口にする。
さらにカリーヌさんは「ザーヤが誕生した今でも、SNSでは私たちを批判し傷つけるような暴言が飛び交っているの」と明かし、このように続けた。
「エドは人々が何を言おうと気にしないようだけど、私はコメントを全て読んでいるわ。嫌なことを言ってくる人たちは本当に意地悪で、私たちの愛なんて全く信じていないの。でも私はこう思うの。『彼らはもっと人の心に寄り添い、愛を持つべきだ』とね!」
「ただ私の病気のことや、エドと私の関係を知って『あなたにインスパイアされる』と言ってくれる人もたくさんいるのは確か。これはとても嬉しいことよ!」
ちなみにカリーヌさんの隣に常に寄り添い、優しく見つめるエドさんは最後にこう述べている。
「赤ちゃんができてとても幸せだよ。ずっと欲しいと思っていたからね。カリーヌと僕はとても強い絆で結ばれている、僕たちは本物の家族だよ!」
画像は『Káh 2023年1月9日付Instagram「A voz do anjo sussurrou no meu ouvido,」、2022年11月3日付Instagram「A evolução mais lindaaaa」、2022年9月8日付Instagram「Um dos melhores momentos que já vivi na minha vida,」、2023年1月4日付Instagram「Um encontro de almas,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)