サマンサさんは「実を言うと最初は、ピーティはまた誰からも関心を持たれないのではないかと心配したのです。施設では小型犬ほど人気がありますからね」と当時の気持ちを明かしている。
ところが約1か月後、サマンサさんの心配をよそにピーティに運命の出会いが訪れる。シェルターのウェブサイトを見たという一家が「ピーティを見た瞬間、この子はうちに来る運命だと思った」と言って連絡を取り、ピーティの長いシェルター生活に終止符が打たれることが決まったのだ。
サマンサさんによると、ピーティが新しい環境に慣れるのにそう時間はかからなかったそうで、今ではもう1匹のオス犬やピーティを心から愛してくれる家族とともに第二の人生を満喫しているようだという。特にピーティが大好きなのは、裏庭で「取ってこい」の遊びをすることや家族にハグやキスをすることで、一日が終わると温かいベッドに横になり笑顔を浮かべて眠るそうだ。
そんなピーティの嬉しそうな寝顔はSPCAのFacebookに投稿されており、スタッフの心がこもったこんな言葉が添えられている。
「これは『僕はお家にいるんだよ』と分かっている犬の笑顔よ!」
「ピーティの心は愛で満たされているの…。でもピーティとその新しい家族のストーリーは、まだ始まったばかりなのよ!」
ちなみに新しい家族ができたピーティには、「本当に素敵な家族と巡り合ったのでしょうね。だって安心しきっているもの!」「微笑んで眠る写真は、私の一番のお気に入りよ」「なんて可愛いの!」「嬉しくて仕方ない寝顔よね」「純粋な愛!」「この子を引き取ってくれてありがとう! 素敵な家族で良かった」といったコメントが届いている。
画像は『SPCA of Wake County 2022年11月15日付Facebook「This adoption update just melted our hearts!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)